単調な毎日に刺激を

大学生。音楽や本などいろいろ書いてます。

2016年5月に観た映画を10本紹介するよ (後編)

前記事はこちらです。

 

sabarism.hatenablog.com

 

 

6.漫才ギャング

漫才ギャング

原作&監督はお笑いコンビ品川庄司のボケとしても知られる品川ヒロシ。ネットではしばしば叩かれたり炎上している彼ですが、多才ですね。

相方からコンビ解散を告げられたお笑い芸人の主人公が留置場で会ったチンピラとコンビを組む話です。

さすが監督がお笑い芸人なだけあって、劇中の細かいギャグが面白い。このギャグのおかげで映画のテンポが良く、とても観やすい映画です。

これとか「アフロ田中」みたいな日常系コメディ映画が大好きなので、他にも似たような作品知っている方は教えて下さい。

 

漫才ギャング

漫才ギャング

 

 

7.17歳のカルテ

1960年代のアメリカで、境界性パーソナリティ障害により精神病院に2年間入院したスザンナ・ケイセンの自伝を映画化した作品。アンジェリーナ・ジョリー出世作としても知られています。

最初は自分が精神病を患っていないと強く主張していた主人公が、患者と深く関わっていくことによって徐々に精神病を患っていることを逆に誇りを覚える様子が興味深かったです。

この映画はAmazonプライムになかったのでTSUTAYAで借りました。

 

 

8.2012

一時期盛り上がりましたよね。2012年に地球が滅亡する説。「ノストラダムスは間違いだったけどこれはガチだ。 」と当時中二病を患っていた同級生がかなり深刻そうに話してくれたのを覚えています。

この映画は地球が滅亡することを知った主人公たちが、チベットの山奥に密かに建造された「ノアの箱舟」を目指して避難する物語です。

倒れてくるビルや追ってくる津波を見事にかわしていく主人公たち。さすがに出来過ぎだろ…とツッコミたくなりますが、観ていて気持ち良いですね。

 

2012 (字幕版)

2012 (字幕版)

 

 

9.ペントハウス

 ニューヨーク・マンハッタンにある高級マンションの管理マネージャーを勤めていた主人公。そんなある日最上階のペントハウスに住む大富豪が横領容疑で逮捕される。実はその大富豪は従業員の年金までも横領していた。主人公は幼なじみの泥棒を誘って年金を取り戻そうとする。

というストーリー。シリアスなコメディ映画。こっちが笑う準備できてないのにギャグをぶち込んでくるので、何度も吹き出しました。でも多分好みが分かれそう。

ペントハウス (字幕版)
 

 

10.インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実

2008年に起こったリーマン・ショックを始めとする金融危機の原因と実態を、政府関係者や経済学者から売春業者まで様々な関係者へのインタビューを通して暴いていくドキュメンタリー映画。

第83回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー映画賞受賞作品です。

リーマン・ショックと聞いても、「リーマン・ブラザーズって仲良さそうな名前だな」と思った程度で、その原因を深く考えたことはありませんでした。

一言でいえば国家ぐるみの詐欺ですよねこれって。これで一人も逮捕されいないどころか、逆にリーマン・ショック後も高額な報酬を貰っていたり政府の要職に就いていたりと言葉を失います。

そしてここまで徹底的に調べ上げた映画スタッフの凄さに脱帽。観ていない人は絶対に観た方がいいです。

 

 

最後に

前後編通して最も印象に残ったのは「インサイド・ジョブ」。ドキュメンタリー映画の凄さを見せつけられました。

6月もジャンジャン映画観ます!