今回読んだ本は、メンタリスムで一世を風靡したDaiGoさんの「ポジティブチェンジ」。
僕はここ1年くらいずっと自分の性格を変えたいと思い続けてるんですが、なかなか変わりません。こんなに変わりたいと思いつづけてるのに何で変わらないんだろう。と思いながら自己啓発本を読みまくる毎日。自己啓発本ジャンキーに陥ってます。
こういう僕みたいな人多いと思うんですよ。自己啓発本とか読んでしばらくはモチベーション高まるけど2、3日したら元に戻っちゃうみたいな。あとは読むだけで満足しちゃったり。
「ポジティブチェンジ」はそういう僕たちのような人のために書かれた、と言っても過言ではない本。前半は僕たちが変われない理由、後半は楽しく変わるためのステップが書かれています。特に印象に残った部分を読書メモしました。
考えるだけじゃ人は変われない
自分を変えたいと思った時、多くの人はまず、「どうやったら変われるだろう?」と考え、思い悩むものでしょう。
僕もそうです。ひたすら悩む。でも実はこれが最大の問題なんです。いや、「自分の問題点を考えることは大事だろ」と思う人もいるかもしれませんが、違うんです。これが落とし穴なんです。
実はこのとき、すでに変化から逃げていることにお気づきしょうか。
考えることによって、行動を先延ばしにしているのです。
「どうやったら変われるだろう?」「自分が変わるために何が必要だろう?」さらには「自分はどんな風に変わりたいのだろう?」などと、頭であれこれ考えるのは、行動したくないからです。
本当は、行動して自分を変えたくない。だから考えるし、思い悩むのです。
めちゃくちゃわかります。グサッときました。考えるだけで満足しちゃうんですよね。なので結局変われない。これを理解しないと前には進めません。
では何を変えれば良いのか。
人が変わるのは行動を変えた時
僕らがまず変えなきゃいけないもの。それは行動です。行動を変えれば人は変わる。考えてみれば当たり前の話ですよね。現在の自分は過去の小さな行動の積み重ねによって構成されているわけですから、その小さな行動を変えることが未来の自分を変えるのは自明です。
でも、僕たちはそんな当たり前のことにも気づかない、もしくは気づいてるけど気づかないようにしてるんですよ。どうしてか。
それは人間の脳が変化を嫌い、現状維持を好む性質を持っているから。これをホメオスタシスと言います。つまり、いくら「変わりたい」とアクセルを踏んでも、脳の片隅では「変わりたくない」というブレーキが踏まれてしまうんです。
あと、まだ「自分には早い」「準備してから動く」と考えている人も多いはず。でも、これは間違いです。しっかり準備してから動こうとすると、いつまでたっても準備が完了しません。「まだ自分にはあれが足りない、これが足りない」と言い訳になってしまうだけです。なので、大事なことは最小限の準備だけで動き出すことです。
まず1つだけ変える
とは言っても、いきなり大きな変化をするとなると怖い人も多いはず。そういう人にオススメなのが一つだけ小さく変えるという方法。例えば普段ビールを飲んでいたらワインに変えてみるとか、帰宅する時にいつもと違うルートで帰ってみるとか。そんな些細なことでもいいんです。まずは「変化」に脳を慣れさせて、徐々に大きな変化を起こしていきましょう。
この本を読んで少しだけ僕が変えたこと
この本を読んで何もしなかったら一生変われないだろう。と思ったので、本に書いてあることをいくつか実践しました。どれも小さなものばかりですが、かなり効果ありました。いつもと違うラーメンを食べる
行きつけのラーメン屋でいつも豚骨醤油ラーメンを頼んでるところを、塩ラーメンに変えてみました。塩ラーメンは人生で4、5回食べたくらい。滅多に食べません。口に合わなかったらどうしようと思いましたが、結論から言うと美味しかったです。しかもめちゃくちゃ。週に4、5回いけるレベルです。部屋の模様替え
部屋の模様替えも滅多にやらないんですが、この機会にやってみました。意外と楽しいですよ。ベッドの位置も変えたので、朝起きた時に一瞬「ここはどこだ」ってなりました。旅行先のホテルで起きたような感覚です。普段関わらない人たちと関わる
「人間は、いつも周りにいる5人の平均をとったような人になる」というのは有名な話です。なので、現状に満足していない人は普段関わらない人と関わるというのがとても効果的です。「普段関わらない人と関わる」というのは別に起業家に会いに行ったとかじゃなく、ただ普段遊ばない人と遊んだだけ。それでも今までやったことない経験ができたり、面白い人と出会えたりと刺激的な体験になりました。